おひつの開発ストーリー

やっぱりは美味しい

子どものころから「ごはんできたよ!」と言われて育ち、
遠足にはおにぎり、お弁当には日の丸弁当、
風邪を引けばおかゆを作ってもらい、海外に行けばご飯が食べたくなる。
いつでも安心と喜びを感じさせてくれるご飯は、
幼い頃からずっと私たちの心と体を支えてくれています。

うまく
冷凍ご飯

現代ではとにかく忙しく、
平日は料理をする時間がないという人も多くいます。
ご飯をまとめて炊いておくとき、
余ったご飯を保存しておくとき、
冷凍はとても便利です。
ラップや保存容器で冷凍庫で保存、そして食べるときにレンジでチン。
とてもかんたんですが、
ベタベタになったり、水が出たり、ボソボソになっていたりと、
炊きたてのご飯には遠く及ばないものです。

保存するタイミングなのか、冷凍庫の温度なのか。
冷凍ご飯は美味しくないのが当たり前なのか。

ご飯を冷凍するための容器はたくさん売っているけれど、
それを炊きたてご飯のように美味しく食べるための道具はありませんでした。
冷凍ご飯を炊きたてのほかほかご飯のように温めて食べたい。

IWANOの取り組みが始まりました。

湿
コントロールするんだ!

ラップもご飯保存容器も水分の蒸発を防ぎ、みずみずしさを保ってくれる一方で、
水分を閉じ込めてしまうため、温めなおすとどうしても美味しく出来上がらないのです。
試行錯誤を続けていたとき「調湿できる素材がある」と聞きつけ、
三重県にある窯元へ足を運びました。
さっそくその素材で、冷凍ご飯をレンジでチンしてみると、
ちょうど良い、まるで炊きたてのようなふっくらしたご飯に仕上がったのです。
「これだ!」
私たちの求めていた、湿気のコントロールを実感できた瞬間でした。

冷凍ご飯を
ご飯のように

最新の電気炊飯器やプラスチック容器にはない調湿という自然の恵み。
夜遅いご飯も、一人だけで食べるご飯も、炊いたご飯が少し足りなくて追加する時でも
冷凍ご飯を炊きたてご飯のように。

美味しく簡単に冷凍ご飯をよみがえらせる。
冷凍ご飯の常識を変え、美味しいご飯を広げたい。
萬古焼おひつとIWANOの出会いでした。